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先輩社員の声

佐々木裕子

土地や建物等の補償額を算定する
補償コンサルタントの業務は、
公共事業に欠かせない大切な仕事。

2016年 入社
測量補償部 補償課 課長

佐々木 裕子

勤務地/米子支社

取得している資格/
補償業務管理士(土地調査・物件・
事業損失・補償関連)
2級建築士
測量士補

Q . 現在の業務内容を教えてください。

 公共事業を行うには、用地買収をしたり、その土地にある建物等を移転したりする必要があります。それらに対し行政が正当な補償をするための調査・算定を行うのが、「補償コンサルタント」です。私は前職からこの業務を行っています。

 実際の現場に出かけて建物の調査をしたり写真を撮ったり、地権者にお話を伺ったりもします。対象となる土地が山林の場合、山の中に分け入って植林されている木の種類を一本一本調べ、直径等を計測します。測量部の方が手伝ってくれますので、チームで協力して業務を行っています。そうした調査の結果を補償基準に照らし合わせ、金額の算定を行います。

佐々木裕子

Q . 仕事をする上で心がけていることは?

 人の財産に関わることなので、不公平にならないよう、補償基準に則って公平・公正に算定することを肝に銘じて業務を行っています。自分の土地や建物等がいい加減に算定されたら誰だって嫌ですから。最終的な判断は発注者である行政ですが、公共事業は税金を使って行われるものであり、税金を納めているすべての方に対しても納得のいくものでなければいけません。

 成果が目に見える設計や施工と違い、補償コンサルタントは成果が見えづらい「縁の下の力持ち」的な存在です。でも、これがなければ公共事業を行うことはできません。ですから私はこの仕事に誇りを持っています。

Q . 入社の動機を教えてください。

佐々木裕子

 補償業務管理士、二級建築士の資格を取得していたので、自分の持っている資格・経験を生かすことができるアスコへの転職を決意しました。

 アスコは比較的残業が少なく、土日祝日がお休みなので、気持ちと時間にすごく余裕ができました。休日を利用して旅行に出かけ、リフレッシュしています。2~3年ごとに社員旅行があるのもうれしいですね。入社した年に長崎県の「軍艦島」へ行ったことがとても印象に残っています。

Q . これからの目標は?

 できれば何か違う資格の取得に挑戦してみたいと考えています。

 また、現在の自分のキャリアを考えれば、ほかの社員が「補償業務管理士」を取得するためのサポートを担う立場になっていると感じています。実際に、資格を取得を目指す社員にアドバイスをしたり口頭試問の練習相手をするなどバックアップさせていただき、当初は私だけだった資格者が増えていることは喜ばしいです。これからもそういう方を育てていきたいと思っていますし、「やってみたい」という意欲のある若い方にぜひ入社してもらいたいですね。